お肉をやわらかくする方法

先週の日曜日、フードケア様主催の研修「~手作りと既製品を組み合わせた~ 嚥下調整食のご提案」があり、オンラインで研修を受けました。以前はミキサー食を調整する時にだし汁を入れて作っておりミキサーにかける時、だし汁を使っていたため量が多くなる割に栄養素不足が懸念されていました。最近はお粥ゼリーを混ぜるのかぁ…と目から鱗の内容で大変勉強になりました。

さて、昨日フードケア様から届いたサンプルを使って、早速鶏肉が柔らかくなるか試してみました。

フードケア様からいただいたサンプルと資料。スベラカーゼミートを使います。3~5%濃度で漬け込むとよいとの記載あり。

鶏肉は同じような厚みのところをチョイス。少し大きめの右側のお肉を漬け込みます。

1時間半 3%濃度で漬けました。漬け込み後鶏肉を菜箸でつついてみましたが特に変化なし。

調理後。味などがシンプルに伝わるよう軽く塩コショウをしてソテーしました。

下のほうが漬け込んだほう。

食べてみると嚙み切りやすさが違い、一口の咀しゃく回数も漬け込まないほうが47回、漬け込んだほうが26回と少なかったです。漬け込んだほうがお箸でもお肉が外れやすい印象でした。1時間半漬けましたが柔らかく食べやすかったです。

また、肝心の味ですが、どちらも変わらず。おいしくいただきました。

お肉を柔らかくする方法としては他に大根おろしやヨーグルトなどに漬けこむなどもあります。

サンプルがまだありますので、興味のあるかたはお問い合わせください。

まちの栄養ステーション カドル

まちの栄養サポーター カドル カドルとは英語で「優しく寄り添う」という意味があります。 食べることを楽しいと感じていただけるよう食の支援を行っていきます。

0コメント

  • 1000 / 1000